2013年5月11日土曜日

幼少時代の母の日。


カーネーション一つ買うにも、当時の私には大金だった。モッこすです。

あれは確か、小学生低学年の頃。
母の日の事がテーマで、母親の似顔絵を描いた事があった。

絵を描く事は好きだったが、下手だったのであまり人に見せたくなかったのを覚えている。
ちなみに絵が下手なのは、現在進行形である(苦笑)

母の日はカーネーションをあげると皆のお母さんは喜んでくれます

確か当時の先生はそう言い切った。
今思えば、凄い偏見的なモノ言いだったなと思う・・・

そんなこともあり、絵が下手だったこともあってカーネーションを買ったら母は喜ぶのでは?
そう考え、青い豚さんの貯金箱の中身を出して、当日に備えた。



当日、約1000円の小銭を持って地元の商店街の花屋さんに向った。

カーネーション。どうせ買うなら珍しい色にしよう。

白、濃赤、ピンク、赤の4種類が店頭には並んでおり、私は濃赤を下さいと店員に告げたが、店員は首をかしげながら笑っており、それはやめた方がいいと言う。

私は店員にどうして?と尋ねると、やんわりと花言葉を教えてくれました。

濃赤の花言葉は『欲望』だそうです・・・

無知って恐ろしい。



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