宮本です。
先日香川県の某旅館でトコジラミの駆除・防除作業を行いました。
トコジラミは日本へは江戸末期にオランダから買い入れた船から上陸したのが最初で、
実際に問題になり始めたのは、1877年(明治10年)に起こった西南の役のころからと
言われています。
一時、国内での被害はほとんど見られなくなりましたが、近年再び被害が増えつつあります。
トコジラミの生態として、成虫、幼虫ともに壁の隙間、柱の裂け目、木製家具類の隙間や隅に
潜み、夜間に徘徊して人体から吸血します。
木製ベット裏の隙間などに潜み、就寝中に襲ったり、時には天井から落下してくることもあります。
防除法としては1mm程度のわずかな隙間も見逃さず、ピンノズル付きのエアゾールなどで
徹底的に薬剤を注入します。天井と柱の隙間、フローリング床と壁の隙間等に注意して確認し、
虫糞で黒く汚れている部分があれば、ここも重点的に処理します。
被害が大きい場合には、これに加えて徘徊する面に有機リン剤などを残留散布します。
ビジネスホテルなどの宿泊施設などをご利用される方は厄介な害虫なので十分ご注意ください。
おそうじ洗剤専門店 「キレつく」
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